院生ゼミ
修士課程の大学院生は、基本的には、1年生前期は、場の理論やハドロン物理の英文教科書を教材に、週に1度のペースで輪講を行います。他の研究室のゼミにも参加して、物理学の知見を広げます。1年生後期くらいより、具体的な研究テーマを決めて、研究テーマに沿った文献購読や先行研究を学びます。週に1度程度、勉強や研究の進捗状況の報告をしてもらいます。質問や議論は随時受け付けています。2年生の2月には修士論文発表会があります。
4年生ゼミ
4年生は研究室に所属したら、まず、原子核・ハドロン物理に関する一般的な勉強を行います。英文または和文の教科書を使って、週に1度程度、ゼミを行います。原子核・ハドロン物理について、一般的な知識を身につけたら、7月中旬に行う物理学系の文献紹介で紹介する文献を選び、文献紹介のためのゼミを行います。文献紹介後には、卒業研究のテーマを決めます。卒研のテーマは、原子核・ハドロン物理の歴史的に重要な研究成果や最新の研究テーマなどから、4年生でも解ける問題を選びます。必ずしも未知の問題ではありませんが、自分の手を動かして、計算を行い、結果に対して考察を行うような実習形式の課題になります。あるいは、修士課程や博士課程に進学する学生は、原子核・ハドロン物理学の理論手法の勉強を卒業研究のテーマにすることもあります。必要に応じて、コンピューター言語(例えばC言語)を用いた数値計算をつかって、卒業研究を行います。卒業研究を通して、論理的思考を養い、プレゼンテーション能力を磨き、研究の現場を体験できることを目指します。
博士論文
2021年度
- Stephan Hübsch
Quark condensate and pion properties in isospin-asymmetric nuclear matter
2020年度
- 岩崎 幸生
The charmonium mixing as a probe of transient magnetic fields
2019年度
- Lee JeHee
Structure of 9ΛBe with ααΛ three-body cluster model
修士論文
2021年度
- Yin Zanpeng
Compositeness of deuteron in hadron physics - 神保 賢成
クォーク反ダイクォーク間の対称性と異なるバリオン数をもつハドロン間の質量関係
2020年度
- 森田 雄大
Bag Modelにおけるフレーバ―SU(3)対称性の破れ
卒業研究
2020年度
- 秋山 晴信
Schottky Anomaly を用いたハドロン構造 - 田中 智也
MIT バッグ模型によるエキゾチックハドロンの質量
2019年度
- 岩崎 倉蔵
チャーモニウムメソンのポテンシャルモデルの検証 - 青木 孝史
格子ゲージ理論によるクォークの閉じ込めの検証 - 西園寺 貴公
Nambu–Jona-Lasinio 模型におけるカイラル対称性の自発的破れとハドロンの性質
2018年度
- 森田 雄大
Cloudy Bag Model を用いたハドロン質量におけるフレーバーSU(3)対称性の破れの検証