ワークショップ:量子論における測定と実在 (Workshop: Measurement and Physical Reality in Quantum Mechanics)

2009年3月16-17日 東京工業大学 大岡山キャンパス KEK・東京工業大学共催

場所

東京工業大学大岡山キャンパス本館H284AB
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趣旨

量子力学の中で、測定と実在に関する問題は創成期から議論が続いてきたが、いまだに解決されていない本質的な問題の一つである。これらの問題を考えることによって、量子情報理論が発展し、逆に量子情報理論を中核にして、新しい量子力学の枠組みが明らかになるかもしれない。再び、量子論の中での測定と実在の問題を考える段階に来ていると思われる。そこで、本研究会では、これらのトピックに関心のある人だけを集め、少人数で2日間集中的に議論するということで、これらの問題の理解を深めていくことを目的としている。

研究会の進行について

本研究会は、昨年逝去したJohn A. Wheelerが1982年12月に開催し、その後の量子情報科学の創成に大きく寄与したとされる研究会 "The Quantum and The Foundations of Physics Conference" を参考に、通常の研究会のスタイルとは離れて、自由に議論できるスタイルで行います。2日間の午前中は予め基調講演者を設けていますが、全セッションに世話人の判断でインサイターを割り当てていますので、問題の提議や議論の整理などの進行は、各セッションのインサイターを中心に行っていただきたいと思います。会場にはプロジェクター、書画カメラ、OHP、ホワイトボードを準備していますので、各セッションのトピックに応じて、参加者から自由に問題提起となる題材を提示していただき、インサイターの判断によってその場で議論していただいても構いません。セッションのトピックは非常に漠然としているので、場合によってはセッション間の境界が曖昧になることもあろうかと思いますが、そういった形式的なことには一切頓着せず、自由で活発な議論が行なわれる機会になればと考えています。

Programme

参加者リスト

宿泊先リスト(英語)

世話人

細谷 暁夫(東工大)、市川 翼(東大)、鹿野 豊(東工大)、筒井 泉(KEK)

連絡先

鹿野 豊
電話 +81-3-5734-2075
メール:shikano_at_th.phys.titech.ac.jp "_at_"を"@"に変えて送ってください。