2013年度集中講義(Intensive Lecture)

基礎物理学特別講義第十三

When: 2/17(月) 10:45-12:15, 13:15-14:45, 15:00-16:30
2/18(火) 10:45-12:15, 13:15-14:45, 15:00-16:30
2/19(水) 10:45-12:15 (16時からセミナー)
Where: Honkan (Main Bldg.) H155B
Speaker: 橋本 幸士 氏 (大阪大学)
Abstract: [講義のタイトル]
AdS/CFT対応のQCD・ハドロン物理への応用

[講義の目的]
QCDのクォークの力学は、その相互作用が大きいため、解析的に解くことが困難である. 本講義では、超弦理論から現れる「AdS/CFT対応(ゲージ重力対応)」を説明し、 そのQCDへの応用について解説する.クォーク間ポテンシャルの計算や、 メソンの質量スペクトルの計算などを見ることで、AdS/CFT対応のハドロン物理への応用に ついて習得する.

[講義計画]
超弦理論とは、Dブレーンとは
AdS/CFT対応
クォーク間ポテンシャルの計算
ハドロンスペクトルの計算

[教科書・参考書等]
特になし

[関連科目・履修の条件等]
超弦理論の知識は仮定しない.場の理論の基礎を知っていることが望ましい.